B-CASカードの解析完了!

ついにB-CASカードの解析完了。有料放送見放題の仕組みが判明!
今年の2月くらいから、海外で販売されていた有料放送が見放題になるB-CASカード。5万円弱という高価な価格設定にも関わらず、引く手あまただったが、国内ユーザーの手によりB-CASカードの内部が解析されてしまい、有料放送情報の書き換えが可能になってしまった模様だ。高いお金を払って有料放送見放題のBLACKCASカードが不要になる。国内で改変したカードを売るような業者が出てきてもおかしくない。このままではかなりの騒動に発展しそうな勢いである。

かつてB-CASカードなしで地デジが見れてしまうという地デジチューナーの販売などが物議を醸したことがあったが、有料の放送が見放題に改造されたB-CASカードが今年の2月くらいから出回り始め、B-CASカードを全部交換するという話になっていた。改変されたB-CASカードがごく一部であれば、交換する枚数が少なくて対策費用もそれほどかからないと見られていたのだが、現在流通しているほぼ半数のカードが解析されてしまった模様だ。経緯を詳細に解説しているサイト「まるも製作所管理人」さんのツイートでも完全にB-CASカードが終わっていることがつぶやかれている。少し知識のある人間が少々手を加えるだけで有料放送が見放題のB-CASカードに改変できてしまうということが問題であり、早急な対応が行われないと、有料放送を行っている放送局側がかなりの被害を受ける可能性がある。また、こうした情報を元にB-CASカードの改変に挑戦しようといった行為は決して行わないようにしよう。(2012年05月17日10時00分/提供:ITライフハック)